今年も、大変にお世話になりました!
- 2015/12/28
- 18:48

皆様、今年も大変にお世話になりました!2015年は、[ベーシック・クラス]第2期生と[アドバンス・クラス]第1期生の、2学年の授業が並行して開講されました。それぞれのクラスのメンバーはまったく違った個性で、第1期生で[ベーシック再受講コース]の方もいて、ともに刺激し合って演技を学んだ1年間だったと思います。2~3月には、オープン講座「世界と日本の〈演技論〉について語ろう!」が開講され、5名の講師を含めたディス...
【モスクワ下見】最終日、そして帰国…。
- 2015/12/16
- 02:47

11月20日(金)、本日がモスクワ最終日です。夕方にシェレメチェヴォ空港を出発するので、ホテルをチェックアウトの後、午前中は通いなれたアルバート通りでお土産タイムです。日本人そっくりのキルギス人女性が店員のショップでマトリョーシカ、ペレスタの箱、民族衣装などをゲット、地元の人が利用するスーパーで黒パン、黒胡椒、ロシアの硬いマシュマロなどもゲット、為替レートが1.8なのでとても安く感じます。ホテルに戻り荷物...
【モスクワ下見】第6日目③-ユーゴザーパド劇場『Fools』
- 2015/12/11
- 15:18

11月19日(木)、新アルバート通りのロシア料理店で腹ごしらえした一行は、地下鉄3号線「アルバーツカヤ」駅から地下通路を通って、1号線「ビブリアチェーカ・イーミニ・レーニナ」駅へ、終点の「ユーゴ・ザーパドナヤ」駅まで8駅の旅です。このユーゴザーパドナヤ駅下車、徒歩約5分に、今夜観劇する「ユーゴザーパド劇場」があります。ユーゴザーパドとは“南西”という意味で、直訳すると「南西劇場」ということです。もうお分か...
【モスクワ下見】第6日目②-再び、シューキン演劇大学へ!
- 2015/12/07
- 11:22

11月19日(木)、スタニスラフスキーの家博物館とメイエルホリドの家博物館を後にした一行は、国立ワフタンゴフ劇場附属シューキン演劇大学の授業見学のため、アルバート通りに向かいました。シューキン演劇大学は、歩行者天国のアルバート通りと、幹線道路の新アルバート通りの間にあります。旧通りにはお洒落な店が並び、新通りにはモスクワ最大級の書店ドム・クニーギが店を構えていて、学生たちにとっては申し分のない立地です。...
【モスクワ下見】第6日目①-スタニスラフスキーの家博物館を訪問
- 2015/12/04
- 19:41

11月19日(木)、午後からはシューキン演劇大学の授業見学、夜はユーゴザーパド劇場の観劇のため、空いているのは午前中だけ。演劇人のツアーなので、是非、行っておきたい所がありました。それは、「スタニスラフスキーの家博物館」です。(入館料250ルーブル=約500円)言わずと知れた、モスクワ芸術座の創始者であり、世界で初めて演技法を体系化した「スタニスラフスキー・システム」をまとめた、俳優・演出家・教師です。革命後に政府...
【モスクワ下見】第5日目③-モスクワ芸術座『桜の園』
- 2015/12/03
- 01:24

11月18日(水)、地下鉄アホートヌイ・リャート駅を降り、劇場広場に向かって、1776年創業を誇るバレエ&オペラの殿堂「ボリショイ劇場」の雄姿を見に行きました。向かって右隣には、演劇専用の旧帝室劇場「マールイ劇場」があります。ボリショイは“大きい”、マールイは“小さい”という意味です。マールイ劇場は残念ながら、外装工事の真っ最中でした。一行は、ドヴェルスカヤ通りを街の外側へ向かって進み、カメルゲスキー横丁を右に...
【モスクワ下見】第5日目②-再び、国際学生演劇フェスティバルへ!
- 2015/12/01
- 02:20

11月18日(水)、トレチャコフ美術館(新館)を後にした一行は、国際学生演劇フェスティバルの会場の最寄り地下鉄ウェーデンハー駅に向かいました。駅の近くには、宇宙飛行士記念博物館があります。ロケットが先っぽについたクールな外観です。世界初の人工衛星スプートニク1号などが展示されているとのこと。また、地下鉄の駅や大通りには、チケット売場があり、演劇やコンサートが盛んなことが伺えます。今回も大学からバスで出迎え...
【モスクワ下見】第5日目①-吹雪の中、ロシア・アヴァンギャルド体験へ!
- 2015/11/29
- 22:13

11月18日(水)は、午後からは学生演劇フェスティバル、夜はモスクワ芸術座の観劇が決まっていたのですが、午前中はぽっかりと予定が空いてしまいました。皆と話し合った結果、やはりモスクワまで来たのだから、「ロシア・アヴァンギャルド」を体験しようと、「トレチャコフ美術館」の新館に行くことになりました。「ロシア・アヴァンギャルド」とは、ロシア十月革命(1917)の前後に、既成の芸術に反逆する芸術革命で、詩人マヤコフス...
【モスクワ下見】第4日目-国際学生演劇フェスティバルで観劇!
- 2015/11/29
- 00:25

11月17日(火)、午前中はモスクワ最大の美術館「トレチャコフ美術館(本館)」に行きました。(入館料400ルーブル=約800円)重厚な本館には、ルビリョフ「聖三位一体」、レービン「イワン雷帝とその息子」など古典から19世紀までの傑作が展示されています。午後からは、今回のツアーの一番の目的である「国際学生演劇フェスティバル」(11/16月~20金)での観劇(無料)です。いずれ、TCL大阪もここで公演が出来ればと考えており、そのための下...
【モスクワ下見】第3日目②-フォメンコ工房『プーシキン三部作』
- 2015/11/27
- 22:48

11月16日(月)の夜は、フォメンコ工房『プーシキン三部作』の観劇です。(観劇料1,000~3,000ルーブル=約2,000~6,000円)この劇団は、モスクワ大学よりも入学が困難だとされる、ロシア国立演劇大学(GITIS)の教授だったフォメンコが優秀な卒業生たちと設立しました。今や、ロシア演劇界のエリートたちの芝居と言えます。ちなみに、映画にも出演している主演女優ガリーナ・チューニナさんは、堀江新二・TCL大阪所長とも懇意の仲です。場所...
【モスクワ下見】第3日目①-シューキン演劇大学で授業見学!
- 2015/11/27
- 04:23

第3日目(11/16月)は、夜にプーシキンの芝居を観に行くので、モスクワでは珍しい歩行者天国でカフェやお土産屋が並ぶアルバート通りにある、「プーシキンの家博物館」(新婚時代を過ごした屋敷)を一目見に行きました。そして、同じく通りにある「ワフタンゴフ劇場」を見て、その横道の奥にある「附属シューキン演劇大学」の授業見学に潜入しました。はじめの授業は「音楽アンサンブル」(2年生)です。先生が来るまで学生たちが自主...
【モスクワ下見】第2日目②-スタニスラフスキーの家のそば劇場『私は思い出す』
- 2015/11/25
- 20:31

2日目(11/15日)の夜は、「スタニスラフスキーの家のそば劇場」の『私は思い出す』という作品の観劇です。(観劇料400ルーブル=約800円)ソ連時代に検閲体制とぶつかり、演出家が国外追放になっても、モスクワで一番の人気を誇った「タガンカ劇場」。観客の想像力を駆り立てる演出法はメイエルホリド、そして俳優のリアリティに富んだ演技はスタニスラフスキーという作風は、世界の演劇人に影響を与えました。そのタガンカ劇場の演出家...
【モスクワ下見】第2日目①-いち夜にして雪景色! モスクワの中心地へ。
- 2015/11/24
- 02:26

11月15日(日)、目が覚めて窓から外を見ると、街は一夜にして雪景色に変わっていました。「ロシアに来た!」という充実感で、バスに乗り込み一路、モスクワ南西の「雀が丘」へ。市内に7つある中の一つである、スターリン建築の「モスクワ大学」の校舎を背景に晴れていれば市街を一望できるのですが、生憎の天気で、展望台には観光客相手の土産物屋も出ていません。そのままバスで、世界遺産の「ノヴォデーヴィッチ修道院」へ。ゴー...